今回は僕が簿記2級に合格するまでにした勉強方法を紹介したいと思います。
この記事はこんな人にオススメ‼️
・簿記の資格取りたいけど、何から始めたらいいの?
・どのくらい勉強すれば合格するの?
はじめに
簿記2級は商業簿記と工業簿記の2分野で構成されています。
この2つの内容を説明すると次の通りです。
商業簿記:「仕入先から商品を買い、その商品を得意先に売る」というように
商品の売買を対象とした簿記のこと。
工業簿記:「材料を仕入れ、材料を加工して製品を作り、製品を売る」という
製造業を対象とした簿記のこと。
また、テストのおおよその内訳は次の通りです。
第1問:仕訳問題 20点 商業簿記
第2問:個別論点問題 20点 商業簿記
第3問:財務諸表の作成 20点 商業簿記
第4問:部門別原価計算 20点 工業簿記
第5問:総合原価計算 20点 工業簿記
各大問は20点なので、満遍なく学習して苦手分野を作らないことが重要です。
範囲も結構広いですし、この記事を読んでいる皆さんは
「結局、どのくらい勉強したらいいの⁇」
といった疑問が湧いてきたかもしれません。
一般的には180時間から200時間と言われています。僕の場合は、220時間ぐらい勉強して、83点で合格しました。実際、ここまで必要ではなかったかなと思っています。
まず、簿記3級から始めよう
「え、簿記3級も取らないといけないの⁉️」
いや、そんなことはないです。
しかし、簿記3級レベルの内容が分からないと、簿記2級の学習を進めるのが正直しんどいです。
なので、1週間ぐらいかけて、下記のテキストをぱらぱらと読み流して、
「簿記ってこんな感じなのね」と感覚をつかめればOKです。
巻末問題も別に解かなくても問題ないかなと思っています。
(※後ほどリンク貼ります。)
商業簿記は苦手分野を作らないようにしよう
簿記3級のテキストをざっくり理解できたら、簿記2級の商業簿記に
着手しましょう。
商業簿記は範囲が広く、工業簿記に比べて点数が取りにくい傾向にあります。
なので、苦手分野を作らないよう満遍なく勉強することが重要です。
第1問の仕訳問題は簡単なように見えて、意外と点数が取りにくいです。
1問に対する配点が4点と高めなので、少なくとも3問正解し、12点は欲しい
ところです。
第2問は個別論点問題です。銀行勘定調整表や伝票の仕分日計表など
「そこ出してくるか〜」
みたいな問題が多く、僕は一番苦手でした。
苦手分野は過去問で重点的に学習しましょう。
第3問は財務諸表の作成です。貸借対照表や損益計算書、最近では連結貸借対照表など年々難化傾向にあります。
第3問に関してはひたすら過去問を解いて慣れる、これが重要かなと思います。
(※後ほどリンク貼ります。)
工業簿記では満点を狙おう
ここまで読んでいると、「簿記2級って無理ゲーじゃね」と思う方もいるかも
しれません。
大丈夫です。工業簿記という救済措置が存在しています。
工業簿記はパターンさえ覚えてしまえば、楽勝で満点(40点)は
普通に取れます。
というか、工業簿記で満点近くをとっておかないと商業簿記が難しいので、
合格が厳しくなってくるんですよね…泣
第4問は主に個別原価計算で、第5問は総合原価計算です。
この2つは一連の流れになっているので、個別原価計算を理解出来たら、総合原価計算も理解しやすいです。
(※後ほどリンク貼ります。)
最後に〜過去問を解きまくろう
簿記は結構慣れの部分が大きくて、
「この文章だと、仕分けはこう‼︎」
みたいなパターンが多いです。なので、過去問はひたすら解きまくりましょう。
僕の場合、過去問は7周ぐらいしました。
あまりにも昔の問題は出題範囲や傾向が異なっているので、解かなくてOKです。
過去5年分ぐらいまでを繰り返し解きましょう。資格学習において反復は非常に大切です。
いかかでしたでしょうか。
この記事が皆さんの少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。