Worldcoinってなに?
将来性はどう?
こんな疑問にお答えします。
目次
仮想通貨Worldcoin(WLD)とは
通貨名 | Worldcoin |
シンボル | WLD |
現在の価格(2023年7月時点) | ¥323.39 |
時価総額(2023年7月時点) | ¥286,359,455 |
時価総額ランキング(2023年7月時点) | 118位 |
取扱取引所 | OKX バイナンス Bybitなど ※国内取引所の取り扱いはありません |
ワールドコインは「OpenAI」の共同創業者・CEOのサム・アルトマン氏と機械学習の分野を専門とする物理学者アレックス・ブラニア氏が2020年に共同で発足したプロジェクトです。
サム・アルトマン氏がCEOを務めるOpenAIはAIモデルの開発に力を入れている研究機関であり、近年では「ChatGPT」を開発したことでも話題を集めました。
また、ワールドコインは、「世界最大級の身元確認と金融公共サービス」を世界に提供することを目指しています。
近年では、AI技術の発達により、これまでの職業が脅かされる事態となりましたが、ワールドコインはAIによって職を奪われた人々を支えるためにベーシックインカム提供することを目標としています。
ベーシックインカムに向けたプロジェクトでは、ブロックチェーン技術とAI技術を活用し専用のウォレットと本人確認システムが提供される予定です。
なお、創業者のSam Altman氏が2023年7月24日に「ワールドコインプロジェクトのトークンであるWLDをローンチする」と突如発表し、実際に同日、取引所への一斉上場を果たしたことから大きな話題となっています。
仮想通貨Worldcoin(WLD)の特徴
仮想通貨Worldcoin(WLD)の特徴は次の3つです。
- ID:World ID
- トークン:worldcoin
- アプリ:World App
World ID
World IDは、「人間であること」を証明するデジタルIDで、Orbという虹彩をスキャンする装置を使って取得します。
これにより、ユーザーは個人情報を明示することなく、アプリにアクセスすることができます。
worldcoin
WorldCoinトークンは、世界中の人々に無料で配布される仮想通貨で、虹彩をスキャンして、World IDを取得後に無料で配布されます。
配布されたトークンの価値がいくらになるのか、あるいは価値を持つのかについては保証されていませんが、他の仮想通貨と同じく様々な要因により変化する可能性があります。
World App
World Appは、Tools for Humanityが開発、運営するアプリで、支払いや送金など、決済手段としての機能を持っています。
WorldcoinとEthereum(イーサリアム)のプロトコルを利用しており、プロトコルに対応するその他の仮想通貨も扱うことができます。
仮想通貨Worldcoin(WLD)の将来性
仮想通貨Worldcoin(WLD)の将来性について、次の3つの観点から説明していきます。
- AI時代を見据えたコイン
- サム・アルトマン氏が主導している
- 多額の資金調達に成功
AI時代を見据えたコイン
WorldCoinは、人工知能の発展に伴って人間とボットの区別がつかなくなる未来に備えるために立ち上げられたプロジェクトです。
まだ不確定要素が多く未知数だが、その革新的な技術により、将来的には伝統的な通貨に代わる新しいグローバルな通貨になる可能性があります。
サム・アルトマン氏が主導している
ワールドコインは「Open AI」のCEOであるサム・アルトマン氏がプロジェクトを発足したことで話題を集めました。
「Open AI」は2022年11月にAIを導入したチャットサービスである「ChatGPT」をリリースし、世界的な話題を集めました。
サム・アルトマン氏の圧倒的なカリスマ性と、リーダシップでワールドコインプロジェクトを成功に導いてくれるのでは、と期待する声も多く上がっています。
多額の資金調達に成功
WorldCoinは、OpenAIのCEOであるSam Altman氏が共同創業したもので、2023年5月にBlockchain Capitalが主導する資金調達ラウンドで、1億1500万ドルを調達しています。
この資金調達により、今後さらなるプロジェクトの進展が期待されています。
WorldCoinについては、現状まだ不確実性が高く、将来性に関しては懐疑的な見方もあるが、その技術や目標は非常に革新的で野心的であり、注目度は非常に高いです。
- 2021年10月に約34億円の資金調達
- 2022年3月に約130億円の資金調達
- Andreessen Horowitz(a16z)やCoinbase Venturesなどの企業、FTXの前CEOサム・バンクマンフリード氏などが代表的な出資者
- 2023年5月26日に約160.8億円の資金調達
- Blockchain Capitalが主導で実施。他にもAndreessen Horowitz(a16z)、Bain Capital Crypto、Distributed Globalなどが出資に参加した
上記のように、計3回にわたり約324億円の資金調達実績があることから、外部の機関投資家からの評価が高いことがわかります。
外部の機関投資家から評価を受けているということは、今後のサービス展開に期待が持てるということでもあるため、将来性があるといえるでしょう。
今後のプロジェクトの動向に注目ですね。
仮想通貨Worldcoin(WLD)の買い方
仮想通貨Worldcoin(WLD)の買い方は以下の記事を参考にしてください。